福島ロボットテストフィールドでの初飛行試験
たった4人で組み上げた機体と70kgダミー人形
空飛ぶクルマは四方と上をネットで囲まれた屋内で飛行試験を行う必要があります。
Beedolの翼を取り外して2tアルミバンに積み込み、福島県へ出発!1日で日本海と太平洋を拝むという貴重なドライブでした。
福島RTF内の緩衝ネット付き飛行場にて初フライト試験を行います!
試験初日、9時から機体をトラックから下ろして組み始めるも慣れない環境と設備に手こずり、完成したのは11時ころ。それでもフライトは一瞬なので、いよいよ飛ぶぞ!というタイミングで強風にさらされました。
10分間平均風速が8m/sを超え、1日目は文句なしでテストを断念
どうもネット付き飛行場のある海沿いでは、朝早くを除いて海風が吹く日が多いようです。
この日は機体を分解せずに格納庫へ保管して、明日朝イチですぐにフライトできるように準備しました。
そして運命の2日目!見事に飛びました!
実に気持ち良さそうに水平飛行してくれました。僕とほぼ同じ重量のダミー人形を乗せているので、「こっそり入れ替わっていたら、今日もう空を飛べてたんやなー。飛べたら気持ちよかったやろうなー。」などと考えてしまいました。
計4分15秒間の試験フライトを行い、騒音レベルの測定も行いました。
試験スケジュール通りであれば、この後にバッテリーをフル充電して【15分間】の連続ホバリング試験を予定していましたが、ますます風も強くなってきましたので、次回以降に持ち越しとなりました。
この日は最高気温33℃の真夏日で、ドローンには不向きな天候で断念して正解だったかも知れません。暑さで機体に搭載していた小型カメラが次々に動かなくなっていく中、ビードルは最後まで不具合なく飛んだんですから、よっぽど腕の良い電気エンジニアが回路設計したんでしょうね!笑
さあ、何とか機体の完成と初フライトまで漕ぎつけましたが、飛行テストのたびに福島県まで出向いていては時間も費用も掛かりすぎです。
なんとか岐阜県内でテストできる屋内施設(体育館はGPS感度が悪いため屋根が薄い施設)がないものか。お心当たりの方がいらっしゃいましたらお気軽にお教えいただければ幸いです。