Beedol-Q3飛行
4分の1スケールの試験機完成!
この45度固定翼タイプの機体の操作にも慣れ、フライトも安定しましたので、次は本番さながらの造形の3Ⅾプリント機体『Beedol-Q3』を製作しました。
プロペラ推力と機体重量の比率も重視しています。これが美しくフライトすれば有人機のフライトがぐっと近づきますねー。
フルスケール機も同時進行で製作していて、その中で機体の軽量化の重要性を感じ、ボディは人ひとりが乗れるギリギリの幅にスリムになりました。また翼の幅も限界まで短く変更しています。
屋内にてマニュアルモードでの機体調整・ソフト調整を終え、いよいよ外に持ち出してテストします!
その方向に飛び立つんかい!でもカッコいい~
機体に小型カメラを搭載しましたので、パイロット目線の映像も同時撮影してみました。同じシーンの地上カメラと車載カメラを交互に並べて編集しています。
垂直離着陸が可能ですが、ラジコン飛行機少年だった私の趣味で【斜め上】に離陸してみています。ロープで空に引っ張られているようなキレイな上昇じゃないでしょうか!?
機体の構造上、前方が見にくいので前方カメラを搭載してメーターパネルに表示したいですね。着陸時にはそのカメラを下に向けて着陸地点が確認できればカンペキです。
高速水平飛行からのブレーキはパイロットへの負荷が大きそうですので、ゲインをもっと下げるか、高度を取りながら減速する必要がありそうですね。こんな場面で4枚のエルロンが役に立ってくれそうです。
なかなか天気が良い日がなくて動画が遅くなりましたが、晴れた日には出来る限りテストフライトを行って試行錯誤を続けています。すでに飛行時間もかなりの量になりました。
Beedol-Q3では本番同様にバッテリーを4本・ESCも8個搭載しましたが、想定通りモーターが制御されてフライトが成功しました。これでフルスケール機での回路構成を確定できました。
さあこれで残すはフルスケール有人機!急いで製作を進めていきます!
屋内フライト試験
フルスケール機が完成した場合、最初のフライト場所が室内となりますので、Beedol-Q3にてテストしました。
プロペラのダウンウォッシュがプロペラに再び巻き込まれ、ホバリングが不安定になることを懸念していましたが、ひとまず4分の1サイズではまったく問題なしです。GPS感度も予想外に屋外と大差なく、よい方に転んでくれたので楽しいテストフライトとなりました。
むしろ風雨の影響を受けず、屋外でのフライトより安定しているほどです。心配なのは騒音くらいでしょうか。
パイロットの装備や係留方法の検討等、急いで準備しなければ。