商用バンに積載可能な新Beedol2号機を試作中!   商用バンに搭載可能なBeedol画像

 機体名  Beedol0
(フルカーボン・簡易ボディ)
 Beedol-Q4
(1/4サイズ機)
 Beedol2号(仮称)
(フルカーボン・前後対称ボディ)
 全長[mm]  3,520mm  798mm  3,110mm
 全幅[mm]  3,580mm  903mm  3,580mm
 全幅(翼折畳み時)  ー  ー  1,140mm
 全高[mm]  2,360mm  312mm  1,240mm
 重量[kg]  245kg(70kg操縦者含む)  13.00kg  232kg(70kg操縦者含む)
 プロペラサイズ  36.1inch x P14.4  9.0inch x P3.0  36.1inch x P14.4
 モーター推力[kgf]  55.0kgf  3.06kgf  55.0kgf
 モーター数  8  8  8
 主要構造材料  カーボン複合材料(CFRP)
 ポリカーボネート
 カーボンパイプ
 光造形レジン
 カーボン複合材料(CFRP)
 ポリカーボネート
 バッテリー容量  超高性能リチウムバッテリー
 11,674Wh
 LiPoバッテリー
 532Wh
 超高性能リチウムバッテリー
 11,674Wh
 連続飛行時間  15分  8.5分  15分~20分
 航続距離  15km~25km  ー  20km~30km



Beedolの5つの特徴

 
①翼を折りたたんで商用バンに積載可能
  Beedolは高さを抑えた設計で商用バンに搭載できます。自動車に載せて道路を移動し、目的地で降ろして自由に空を飛ぶ!
 翼は折りたたみ式で一人で簡単に組み立てることができます。
 試験飛行も容易になるので開発スピードアップにもメリットがあります。 またプロペラの回転面が搭乗者から外れているので安全性も高いです。
 
②水に浮かぶ水陸両用仕様
  Beedolの機体形状はカヤックのデザインを元に設計されています。まさに"空飛ぶ船"です。
  水に浮くことは海岸線でのフライトや湾の横断で大きな安心感に繋がります。2025年のBeedolの試験フライトでは津軽海峡の横断に挑戦したいと考えています。
  沿岸部や河川が多い日本では水陸両用機に無限の可能性があります。
 
③主翼2枚で燃費を向上
  2枚の固定翼を搭載。垂直離着陸やホバリングは8つのプロペラを制御して行われますが、水平高速飛行に移ると翼が機体重量を支えてくれ、プロペラ推力を前進するためだけに使用できるので燃費が良くなります。最高速度は160km/hを予定。
  オスプレイのように翼角度を可変することも検討しましたが、機構や姿勢制御が複雑になり、重量や価格も増加することが予想されるため、垂直方向に固定としています。大きめのエルロンを採用し、推力の方向を最適に制御するほか、ヨー方向の姿勢制御をフォローします。
 
④操縦がとっても簡単
  操作方法はドローンの操縦と同じ。コックピットの操縦桿から手を放すと、Beedolは空中の1点に静止してホバリングを続けます。
  左手レバーで上昇・下降を操作します。地面が近くなると自動的に減速します。
  右手レバーを傾ければ「前に進む」「バック」「右へ曲る」「左へ曲る」といった高度を維持したままでの水平移動が直観的に行えます。この操作は水上滑走でも同じです。
  将来的には「目的地を入力するだけ」の自動運転がメインになる予定です。他の空飛ぶクルマや鳥を自動的に避けて飛行します。
 
⑤まっすぐ最短距離で目的地へ
  空はとっても広く障害物もありません。目的地までまっすぐ短時間で移動できます。
  白銀技研では自動車よりも空飛ぶクルマの方が早期に自動運転レベル5を実現できるのではないかと考えています。それは、空には道路や壁、歩行者もなく目的地に向けて一直線に移動できるからです。
  「無人島でのキャンプ」や「山奥の湖での釣り」などにBeedolで出かける未来を想像してください!

海岸でのレジャー飛行

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2024年6月 Beedol0試験フライトの様子 福島での初フライト記念写真