Beedol-Q3W水上試験
Beedol-Q3を水に浮かべてみよう!
水陸両用が当社の空飛ぶクルマの自慢ですので、1/4スケール試作機を水に浮かべてみます。
ただこの1/4機体、フルスケール機に比べて体積が、
縦1/4×横1/4×高さ1/4=【1/64】
であるのに対して、重量は、
(Beedol-Q3重量13.62kg)/(フルスケール機重量240kg)≒【1/18】
ですので、フルスケール機より【約3倍】沈みやすくなります。
まあ、とにかく実験してみないと始まりません。フロートが弱そうなのでペットボトルを括り付け、ダメ元で浮かべてみると、、、「アカーン!」。水面がキャノピーの開口ギリギリに迫っています。
このままプロペラを回したら、あっという間に沈没してしまいそうですので、1/4スケール機用に浮力を増す改造が必要です。
ボディ形状に合わせて切り出した発泡スチロールをボディ両サイドに追加しました。また前翼両端のフロートも強化しました。
ボートのように推進するときに水の抵抗が最小限になるように前を細く作りました。それが良かったのか、予想以上にカッコいい仕上がりになったと思います。
「難しいのは離着水の時だけさ。」いざ、元わさび棚の清流池へ!
さあ垂直離着水に挑戦です!
すごい水しぶき!スプラッシュ!!ww
もう少し静かに飛び立つものだと予想してましたが、けっこう水が飛び散ります。改めて8つのプロペラのパワーを思い知りました。でも雨をしのげる程度の防水性能とワイパーがあれば大丈夫そうかな?
発泡スチロールを付けてもまだまだ沈みすぎな印象です。やっぱり3Dプリント部品は重いですね。2枚の翼も重くて左右にフラフラしています。フルスケール機はボディがより重くなり翼は軽くなるはずですので、バランス良く浮くことに期待します。
ボートモードに切り替えて水上滑走試験
もう少し広い水面に場所を移し、水上滑走に挑戦してみました。
スロットル20%程度でもグイグイ進んでいきます!これは楽しい!
前プロペラが水に触ってしまう場面があったので、もう少しエレベータを後ろに引きながら操作するべきだったかなと反省。まあ、この辺りはソフトの作りこみで何とかなるでしょう。ソフトが出来ればスロットルをもっと上げて、何km/h出るのか楽しみすぎます。
初期の想定通り「エアーボート」としても活用できそうです。それにしても水上滑走は操作していて楽しい。この機能だけでも新しいボートレースに出来ないかと思うほどです。
空を飛んで、理想の湖へ。釣りをして湖畔でキャンプして、空を飛んで帰る。。。
いやぁ夢が広がりますね。